多くの女性が抱える問題、それが生理痛です。
個人差があって、女性にも理解してもらえないことが多いあの痛さ・・・
「私、、前世で何か悪行をしましたか?」
そう天に向かって問う瞬間。
思い切りお腹をパンチされ続けているような痛さで、動くどころか声も出せない人もいるほどです。
家で横になっているときでさえも辛いのに、みんな仕事の時に痛みに襲われたらどうしているの?
まだまだ生理に対する理解が深まってきたとは言えない現代で、特に上司が男性の場合は、休みたくても早退したくても「生理痛で」なんて、言いにくいという人も多いのではないでしょうか?私もそうでした!!
なぜ言いにくいのか、生理痛で休みたい時のベストな伝え方・言い方についてまとめてみました!
生理痛が重くて辛い・・・
この痛み、出産と同様でで経験者にしか分からないのです。
それはそうですよね。。どんなに説明しても体験したことのない痛みは想像するしかできないのですから・・。
同じ女性同士でも、生理痛の重さはそれぞれ。
腹痛だけでなく、ひどい頭痛が続いたり怠くて起き上がれない症状を持つ人もいます。
体に不調があると、仕事をしたくても起きているのがやっと。起きることさえできない時だってあります。
むしろこの痛みを味わうくらいなら、休まず仕事をしている時の方が100倍楽だと感じる程です。
会社で「生理痛」を理由に休みにくい理由
生理は、決して恥ずかしいことではありません!
最近では、「生理ちゃん」という漫画でキャラクター化され、男性でも生理中の苦しみを理解しようという社会になりつつあります。
しかし、まだまだその苦しみの理解を得るのは難しく、男性だけでなく生理痛があまりないという女性にすら、重くて辛いこの痛みや辛さを理解してもらえないことも。
そんな中、「本日、生理痛でおやすみします・・・・」と、あなたは言えますか?
なぜ言いにくいのか?その理由がこちら。
- 職場が、腹痛で休むことを理解されない環境だから
- 上司が男性で言いにくい
- 上司が女性だが、生理痛の重さを知らない
- 甘えていると思われて評価に影響が出そう
- 急に休んで周りに迷惑をかけるのが申し訳ない
- 人目が気になる
などなど。
申告しにくいだけでなく、自分自身が周りの目を気にしているから、という理由もあります。
当日でもお休みを取りやすい会社だったり、女性で共感しあえる仲の上司であればラッキーという状況でしょうか。
従業員も少なく、マンパワーギリギリで休まれると困る!という環境も少なくありません。
上司が男性であれば少し言いにくいこともありますよね。
恥ずかしいことではありませんが、あまり声を大にして話す内容でもないので、伝え方というのはとても大事になってきますよね。
会社で「生理痛」を理由に休むベストな伝え方・言い方は?その他ポイントも
伝え方・言い方
- 電話で伝える場合
自分が出社できないことは、できるだけ早く伝えることが大事です。
電話で誠意を持って正直に伝えることをまず第一にオススメします。
やましいことがある時は、相手と直接話すと嘘がバレる場合があります。声を聞くとリアルな体調不良を伝えることができるので、相手も納得しやすいです。また、申し訳ない気持ちも伝わるのでできるのであれば電話で伝えるのがオススメです。
生理痛であることは、無理して伝えることはありません。伝えられる場合のみで大丈夫です。
相手によって、言いにくい人もいるでしょうし、上司に伝えにくい場合は「体調不良」として伝えて、言いやすい同僚に生理痛であることを伝えフォローしてもらうという方もいるようです。
ちなみに、「生理休暇」を利用する場合は理由を伝える必要があるので、その場合はきちんと伝えるようにしましょう。
- メールで伝える場合
出社前の場合は、相手も勤務外なので電話に出られないことがあります。
その場合はなるべく早くメールで報告しましょう。
口に出して言いにくい場合は、メールで「急で大変申し訳ないのですが、朝から体調が悪く動ける状態ではないので、勝手ながら本日休ませていただきます」と正直に説明し、その後電話で着信を残しておくのもいいかもしれません。電話では直接明言せずに、「ご迷惑をおかけしますが、落ち着いて出社できそうであれば午後から出社するようにします」など、お詫びと補足を直接伝えられますよね!
その他上手に伝えるコツ
休んだ次の日は、いつも通りで構いません。
1点だけ、気をつけたいことがあります。
みんなに「迷惑をかけて申し訳ない、カバーしてくれてありがとう!」という誠意が伝わる姿勢で感謝をさりげなく表しましょう!
突然の不在で迷惑をかけてしまった場合は、対象の人に「昨日は急なお休みすみませんでした」というだけでも誠意は十分伝わります。
好きで会社を休んだのではない状況ですが、突然の欠席で仕事をカバーしてくれた人たちには気持ちよく感謝の気持ちを表しましょう!
そしてその相手が風邪や事故で突然おやすみした時には、今度はこちらがカバーしてあげる姿勢でいると、あなたも相手も助け合うことができます!
「毎日ベストコンディションで仕事ができる!」なんて人はいません。
持ちつ持たれつ精神でいることこそ、一緒に仕事をしてベストな関係でいられると思うのです。
実際に私は、「生理休暇」がなかったので「体調不良」を理由にしたことがあります。
その分、普段から上司の仕事のフォローなどは積極的にする方だったのですぐに納得し心配もしていただきました。
日頃から誰かをフォローする意識というのも大切な気遣いの一つかもしれません。
1日休んでも代わりに誰かがフォローしてくれるくらいの『信頼貯金』を日々重ねていく意識というのも、休みやすい環境づくりにも有効な手段なのではないかと思います。
結局のところ、人は心で動いているんですよね^^;
ただし、中にはそんな理屈が通用しない会社・上司も存在するようです。
そんな場合、居心地が悪かったり会社環境、労働環境に問題があると思われるので、転職などで会社環境を変えるなどの行動を行うことをオススメします。
女性の声
生理痛に理解のある人も大勢いることも忘れてはいけませんね!!
優しさに感動してしまいます!!
気を失う前に、休めるようになるといいですね。。
生理痛は、気を失うほどの痛みなのです。
オフィスって、いろんな人がいるので温度調整が難しいのもまた辛いところです。
『冷え』は生理痛の大敵です。
ブランケットや靴下など、自分でできる工夫でできるだけあったかくしたいですね。
最後に
生理休暇を取りやすい環境の会社はまだまだ少ないですが、生理休暇の取得を拒む会社は法令違反となります。
伝え方次第で取れるようであれば、ちゃんと取って休むようにしましょう。
その前提として、会社のための人生(生活)ではなく、人生のために働いているということを再度認識しておくべきだと思うのです。
上司に言いにくいのもわかりますが、一生そこで生きていくわけではありません。一生その上司と共にするわけではありません。
会社での生活・評価も大事なことですが、それよりも自分の健康を優先することが大事だということを多くの女性が理解できたなら、生理休暇取得のハードルはもっと低くなるかもしれませんね。
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